「人魚王子」−4

〜夜の魚たち〜








 人魚を人間にする薬は、悪い意味で予想を裏切らない味でした。
 初めてその薬を口にした夜、有利は激しく悶絶してしまいました。

「おぶ…うごえぇええ゛…っ!!」

 恋する人魚が発するものとしてはかなり問題のある声をあげて、有利は寝台上を転げ回りました。
 吐きそうになるのをすんでの所で止めながら必死に堪えておりますと、コンラートが気遣わしげに手を握ってくれました。

「ユーリ…ユーリ、大丈夫かい?」
「うぐ…ゲゲボ…っ!」

 有利も懸命に心配を掛けまいと堪えたのですが、何とか絞り出した声は「イ○シャルビスケットのK氏」が台湾等で行った珍食ツアーのようでありました。

「ん…っ…んん……っ」

 けれど、やはり飲んだ甲斐はありました。
 暫くすると有利の鱗が薄れ始め、長い尾っぽはしなやかな少年の脚に変わったのです。

「わー…あ、脚だ〜っ!」

 有利が大喜びでぶんぶんと脚を振りますと、コンラートは少し恥ずかしそうに布地を掛けようとしてくれました。そういえば、人間が下半身を露出して歩くと罪になると聞きました。

「あれ…?ねえ、コンラッド…これって何?」
「ええと…それは……」

 有利は大股を開くと、脚の間にぷらんと下がるピンク色の肉を持ち上げました。何とも珍妙な形をしたそれが、一体何のためのものだか分かりません。

「コンラッドにもある?」
「ああ、あるよ?」
「何のためのものなの?」
「排泄器と…生殖器としての機能を持つ、陰茎というものだよ」
「ふぅん…。卵に精子を吹きかけるあれかぁ…」

 《やっぱり卵なんだ…》コンラートは少し遠い目をしています。

「でも、おしっこが出るところと一緒なんて、困らないのかな?コンラッドはちゃんと精子だけ出せる?」
「うん…まあ、出せるよ?」
「じゃあ、見せて?」
「え…っ!?」

 コンラートの顔があからさまに引きつりました。そんなにおかしな事を言ったでしょうか?

「あれ…?見せたりするの、困ることなの?」
「普通はあまり見せ合ったりはしないけど、ユーリが相手なら…平気だよ?」

 本当でしょうか?コンラートはもう爽やかな笑顔を浮かべていますが、内心は色々と葛藤がある気がします。

 それでも約束を守るべく、コンラートはゆっくりと身に纏っていた軍服を脱いでいきます。するすると手早く脱がれた硬い上着や薄手のシャツが寝台の上に落ちると、しなやかな上体が洋燈の光に照らされます。
 肩幅は広く、隆と盛り上がる胸筋は逞しいのに、括れた腰はとても細くてしなやかな鞭のようです。少し上体を傾がせて胸を反らせれば、ぞくりとするほど魅惑的な姿に見えました。

「わぁ…コンラッド、綺麗な身体だね!」
「ありがとう」

 どうしてでしょう…。
 灯火に照らされたコンラートの眦は紅に染まり、蠱惑的な色香が漂っております。それを見ていると、有利の例の《肉》はびくん…っと変な風に反応するのでした。

「コンラッド…さっきの肉が変だよ!?どうしよう…変な汁出てきちゃったっ!!」

 慌てて指先で拭おうとしますが、それこそ変な感覚がづくりと込みあげてきて、ぷく…っと蜜の量が増えてしまいます。
 
「ちっとも変じゃないよ?ほら…俺も」
「わ…」

 コンラートがするりとズボンを脱いで下着を降ろし、一糸纏わぬ姿になると…数多くの傷を帯びつつも、地肌は驚くほどにすべやかな裸身の中で、色づいた肉が独特の薫りを放ちながら蜜を零しています。
 有利のものと同じ位置にあるから、機能としては同じものだと思うのだけど…姿は随分と違っています。

「え〜、これがコンラッドの生殖器?俺のと全然違うみたいなんだけど…」
「ユーリはまだ子どもだから、少し違って見えるだけだよ」
「そうかな〜…」

 半信半疑で顔を接近させると、益々コンラートの生殖器は硬度を増し、心なしか太くなったようにも見えます。弓のように背面が反り返って下腹を打たんばかりですし、淡い鳶色をした肉の中で鮮やかな紅を帯びた割れ目からはたらたらと透明な蜜が滴っています。

「これが精子?人魚とは違うんだねぇ…。人魚のはもっと白くて濁ってるよ?」
「人間も一緒だよ?」
「本当?」
「手伝ってくれたら見せてあげられるけど…どう?」
「うん、見たい見たい〜っ!」

 有利が無邪気にこくこくと頷くと、コンラートは少し複雑そうな顔をして口元を覆いました。



*  *  * 




『何も知らないユーリにつけ込んでいるみたいで…罪悪感を覚えるな……』

 貴族の子女はともかくとして、手練れの娼婦などはコンラートの雄蕊を目にすると涎を零さんばかりにしてしゃぶりついてきました。この肉が彼女たちにどんな快感をもたらすかを熟知していたからです。
 けれど、有利はと言うと自分が何をされるのかも知らないまま、無邪気な顔をしてしげしげと雄蕊を見つめているのです。

 それでも…コンラートの下半身で滾る欲望は、有利の清らかな唇へと押しつけられてしまうのでした。

「先っぽの濡れているところを、舌先でちょろちょろ…っと舐めてくれる?」
「うん」

 ぱくん…っと骨を与えられた犬のようにかぶりついた有利は、へにょ…っと変な風に顔を顰めました。余程変な味がしたのでしょうか?

「しょっぱい…」
「ゴメンね…。気持ち悪い?」
「そういう訳じゃないけど…。まあ、海の味にも似てるしね」

 ちろちろと言われるままに蠢かせた舌先がコンラートの情欲をそそり、《ん…っ》とあえやかな声を上げますと、有利の目がぱちくりと見開かれました。

「きもひいぃ?」
「うん…凄く……」

 《はぁ…》っと甘い息を漏らして背筋を逸らすと、硬く痼った胸の尖りを自分で慰めてしまいます。興味を惹かれたらしい有利が自分でも胸のふくっとした桜粒を弄りますが、どうもよく分からないようです。

「貸して御覧?」
「わ…んんっ!」

 濡れた雄蕊をずるりと引き抜いてからしゃがみ込み、有利の胸に舌を這わせますと…硬く痼った粒がふるふると唾液に濡れて光ります。こんな可憐で淫靡な場所を晒して泳ぐのは、村田ではありませんが確かに心配です。

「ねえ…ユーリ、ヨザックの用意した貝殻の胸当て…城で泳ぐときには付けておかないかい?」
「あんたがつけるなら良いよ?」

 思わぬ切り返しに声が詰まります。
 結局、折れたのはコンラートの方でした。

 どう想像しても、自分にあの貝殻は痛々しいものがあります。



*  *  * 




「ん…んん…っ…ふわ…。なんか、胸…そんな風に噛まれると、おちんちんが凄いむずむずしてきた…。ここ、なんでこんなに濡れるんだろ…この透明なのは精液じゃないんだよね?」
「これは挿れ易いように濡れているんだよ」
「入れる?どこに…?」  
「男の子だと…ここ、かな?」
「うひゃ…っ!?」

 思わぬ場所を探られて有利は飛び上がりそうになりました。
 何とそこは、二つに割れた膨らみの間…自分では見ることの出来ない部分に孔があるのです。

「……あれ?」

 コンラートも少し頓狂な声を出しています。先程触れた孔から更に指が前へと伝うと、陰茎の下にえらくぬるぬるとした襞があったのです。

「ユーリ…おちんちんもあるのに、どうして雌芯があるの?」
「どうしてと言われましても…」

 薬の副作用なのでしょうか?

「こっちはあったらおかしいのかな?どうしよう…村田に聞いてみようか?」
「いやいやいや…大丈夫。あっても全然平気だよ!ほら…俺のを含みやすそうに、もう凄く濡れて蜜を零しているし…」
「ひぁ…っ!」

 ぐちぐちと襞を弄っていた指が不意にぬるりと奥の方まで入り込みますと、何とも言えない感覚が下腹に広がります。ぬるる…ぬる…っと蠢かされれば、とても脚を閉じていることなど出来そうにありません。脚を閉じていると余計に内圧が上がって、とんでもない場所に男の指を銜え込んでいるということが如実に感じとれてしまうのです。

 かといって、大きく開いても好きなように指を使われてしまうんですけどね。
 襞を広げられて、甘い電流を走らせる肉粒をかしりと噛まれたら、ぴゅぐ…っと蜜壺の中からぬめる液が噴出されたほどです。

「凄い…感じやすい身体だね」
「い…いま、鯨みたいに潮吹いたよ…っ!?俺、大丈夫なのかな…っ!?」
「大丈夫だよ」

 嬉しそうにコンラートが言いますから、そういうものなのでしょうか?
 でも…ぴらりと襞を捲られて濡れた粘膜を大気に晒されると、ひやりとした空気の感触に甘い声が上がって少し恥ずかしいです。

 コンラートは愛おしげに襞の付け根を強く吸ってから、ぞくぞくするような声でおねだりしました。

「ユーリ…ここに、俺を挿れても良い?」
「うん…」

 まだよく分かりませんが、ついついそのように返事をしてしまいました。コンラートは慣れた手つきでぬるぬると解すと、大きく下肢を開かれて陰茎の先っぽを添わされました。怒張した肉がどくん…どくんと拍動して、何だか少し恐ろしいです。
 思わず、ぴぃん…っと爪先が突っ張ってしまいます。

「こ…怖……っ…」
「ユーリ…傷つけないようにゆっくり行くから、じっとしていて…」
「う…うん…っ!」

 ず…ぷ……っ…

 めりめりと肉襞をかき分けて押し込まれる圧倒的な質量に、思わず有利の身体が強張りそうになりますが、コンラートは巧みに前方の《おちんちん》というものを弄って気を逸らさせます。

『うぁ…っ!』

 おちんちんに触れられると、コンラートを受け止めている部分からも痛いような甘さが奔るものですから、有利は生まれて初めて感じる悦楽にシーツの上で踊ってしまいました。
 何か熱い塊がおちんちんの中に込みあげてきて爆発しそうになります。

「な…んか……変…っ!コンラッド…おちんちん、壊れちゃうよ…っ!」

 怯えたように泣きじゃくりますが、コンラートは優しく《大丈夫》と繰り返して腰を使います。そうされますと、蜜壺の奥にあるころんとした肉粒が抉られて、それこそ衝撃的な悦楽の電流に有利は叫びました。

「やぁああ…っ!!」

 びくん…びく…っ…びくん…っ!

 感じすぎてびくびくと跳ねる有利のおちんちんから、吃驚するほどたくさんの白い精液が飛び散りました。二人の下腹を濡らした蜜はスライドする動きに合わせてぬるる…っと互いの肌を滑らせました。

 強く締め上げられたコンラートは《くぅ…っ》と少し苦鳴をあげましたけれど、何度か燻らせてからぬるりと肉の中から出てきます。

 そして、有利に見せつけるようにして全体が濡れ鼠になった陰茎を突きつけたのでした。
 紅く染まった肉棒はてらてらと光って、今まで見たどんな状態よりも張りつめているようでした。まるで、熟れきった海鬼灯が弾ける直前のようです。

「人間の雄が陰茎から射精するところ…見たい?」

 何と色気のある微笑なのでしょう?穏やかで優しげな日中のものとは違いますが、こちらもまたコンラートの一部なのでしょう。

「うん…。さっきのは…俺、気持ちよすぎて目の奥が真っ白になっちゃって…良く分かんなかった……」
「気持ちよかったのなら、嬉しいな」

 くすりと笑った表情は、その時だけ日中の彼を思わせました。
 でも、有利の唇に怒張しきった肉を押しつける表情は、どこか淫蕩な艶に満ちていました。

「銜えてごらん?」
「ん…」

 頭髪を撫でられながら口腔内に導き入れると、先端の割れ目からはしょっぱいような苦いような液が溢れてきます。
 少し抜き出されると、透明な蜜に混じって白い液が溢れ始めていました。

「ほら…これが精子だよ。どうなんだろう…ユーリのさっきの場所に入れたら、妊娠してくれるのかな?」
「妊娠?」
「ユーリが俺の赤ちゃんを産んでくれるってこと」
「えーっ!?俺…産めるのかなぁ…」
「ふふ…試してみたい気もするけど、まだ暫くは二人きりで楽しみたいな」

 そう言うと、再びコンラートは有利の口腔内へとおちんちんを挿入し、腰を使いながら甘い声を漏らしました。

「そう…上手だよ、ユーリ…。強く吸って?」
「ん…くむ…ふぅん…っっ!」

 じゅぼ…っ…ちゃぶ…っ…

 淫猥な水音が耳朶まで犯すと、有利のおちんちんもまた興奮の度を示してきます。



*  *  * 




『なんて可愛いんだろう…?』

 膝立ちになって少年の口を犯しながら、コンラートは陶然として有利の表情を愛でた。
 ぷくんと花茎を勃起させた少年は日中の清らかな人魚姿とは異なり、獣の薫りを孕んで欲情を示しております。

「さあ…ユーリが見たがっていた、人間の射精だよ?よく見ていて…」

 引き抜いた男性器を性急に扱いて到達を迎えると、目を見開く有利の眼前に《びゅぐ…びしゃあ…っ!》と情欲の証が飛び散ります。愛くるしい顔立ちに向けて放たれた白濁は、頬や鼻先に掛かるとだらりと粘性を示しながらしたたり、有利の貌を獣の欲に染めていきました。

 《残りも、全部味わってね?》…そう言って再び口腔内に含ませた陰茎から残渣を吸い取るように指示すると、えも言えぬ快感が尿道に奔りましたが、可哀想に…タイミングが合わなかったのでしょう。有利は激しく噎せてしまいました。

「えふ…あ、ふく…っ…!」
「ああ…ゴメンね?ユーリ…」

 えずいてしまう有利の背を気遣わしげに撫でつけると、気丈にも《平気》という返事を寄越して紅い舌が唇を舐めます。とろりとした白濁を舐め取る愛らしい舌に、コンラートはくらりと目眩を覚えながら自分のそれを絡みつけました。

 苦い味が口腔内に広がるが気にせず、思うさま口腔内を味わった後、今度は有利の股間に陣取って花茎を舐めあげました。

「やぁ…ぁあん…っ!」

 高い嬌声を上げて弾む身体を押さえて下肢を割り、口淫を尽くせばすぐに花茎は限界近くまで膨れあがります。初めて体験する性交にも、この肉体は素直に応じているようです。

「ユーリ…お尻を出して俯せになって御覧?」
「こ…こう…?」
「そう。うん…良い子だ。そのまま、指でお尻の孔を開いて御覧?」
「ん…ぬるぬるして、難しい…」

 雌芯から溢れた蜜で蕾はぬるついており、確かに難しそうなのだが…励ましてあげると、半ば指先を埋めるようにして肉襞がぴらりと捲られました。
 サーモンピンクの内壁を晒すと、ふく…ん…と誘いかけるような蠢きを見せます。

 なんていやらしくて、素敵な姿でしょう!
 
「俺もこっちは初めてだから、痛かったら言って?」
「ん…」

 先程の蜜壺は全てを挿入してしまうと切れそうだったので半分ほどで抜いたのですが、後ろは上手く解せば全て収められそうです。
   
 コトリと寝台脇の棚からオイルの入った小瓶を取り出しますと、広げられた蕾に添わせて…ゆっくりと注入していきます。とろみを帯びた液がぬるぬると肉筒の中に含まされると、《ひぃん…っ》と切なげに有利が啼きます。

 小瓶の挿入口をきゅぱんと外せば、内圧に従ってピンク色の液が溢れ出しそうになりますから、すぐに雄蕊で栓をします。そしてそのまま…ずぬぬ…っと侵入していきました。収まり切らなかった液がたらたらと垂れて白い内腿を伝っていくのが、何とも言えず淫靡な眺めです。

「ひ…ぁ……ぁああ……っ!」
「ユーリ…苦しい…?」
「お腹…お腹…変んん……っ…コンラッドで、いっぱい…なってるぅ…っ!」

 嫌々をするように腰を揺らめかせて有利が啜り泣きますが、痛いわけではないと分かるとコンラートは巧みに腰を使って揺さぶり、雌芯にも太い指を二本ばかり入れてぐぢゅりと蠢かせ、一方の手で激しく花茎を嬲りました。
 初めての性交で複数の刺激を与えられてた有利は堪ったものではありません、ぼろぼろと涙を流して悶絶します。

「や…あ…っ…ぁ…お、おかしくなっちゃうぅう…っ!」
「大丈夫…気持ちが良いだけだから……」

 ずん…ずん…っと腰を突き入れて思う様肉筒の中を味わいますと、きゅうぅ…っと収斂する肉壁に声が上擦ります。
 どくん…っと後宮内で白濁が弾けると、びくびくと跳ねて有利が長啼きました。

「ひ…ぐ…ぁあああん…っっ!!」

 背筋がしなやかに反ってびくんびくんと跳ね…やがてかくりと膝が崩れると、有利も意識を放ってしまったようです。
 少々…いえ、かなり…無理をさせてしまったようです。



*  *  * 




「いやぁ…人間が《愛を確かめ合う》って凄い運動だなー?」

 翌日、人魚に戻った有利から話を聞かされた村田は何だか遠い目をしていました。
 有利に淡い恋心を抱いていた身としては、もっとショックを受けると思っていたのですが…寧ろよりショックだったのは、《僕は平気かな…》等と心配してしまったことでした。

 悔しいから、絶対口になんかしませんけどね。

「そんなにしんどいんだったら、《身体が辛いからもう二度としない!》って言ってやったらどう?」
「えー?でも、気持ちが良いのは良かったもん。何か、《もう限界!》ってトコを越えて、敢えて嵐の海を泳ぎ切った後みたいな達成感?」
「ふーん…」

 何処までも体育会系の友人は、激しい性行為も運動の範疇のようです。勿論、甘やかな雰囲気もその時はあったんでしょうけどね。

「じゃあ、別に良いけどさ」
「うん、これからも頑張るよ〜。だから、村田もヨザックとやった時には教えてね?俺も先輩として助言とか出来るかもしんないから!」


 ぶふう…っ!


 村田は鈍いものと油断していた友人の台詞に、盛大にお茶を吹いたのでした。
 
 

 
おしまい





あとがき



 今回1、2話のページタイトルにしたのは「海のト○トン」の主題歌なわけですが…私、この話で妙に印象に残ったのが、トリトンが恋人の人魚に子どもが生まれたとき、最初は卵だったので「実感が湧かない」と言っていたシーンでした。
 
 その影響なのかなんなのか、ついつい有利を両性具有にしてしまったわけですが…特に全体的な影響は無かったので、ちょっぴり蛇足気味。

 人魚と人間の種族を越えた愛の割には、エッチもいつも通り気味になってしまったのが残念でした。
 かといって、人魚同士の性交もな…。鱗を捲ったら人間並みの性器と排泄器があるのだとしても、読んでる人が相当複雑な心境に陥りそうです。
 水中でくるくるしながらのエッチは大変アクロバティックですが、それでヌけるかどうかは微妙…。

 最後まで微妙な話でしたが、感想など頂ければ幸いです。